北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 8月8日(火)

2023年8月8日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●商業施設地下駐車場で一酸化炭素中毒か 10人搬送 中央区
●土砂が大量に流出 復旧に1週間以上 特急など119本が運休 JR北海道
●蘭越町蒸気噴出 抑制作業を開始 現場近くは避難・通行止めも
●「原発処理水」今月下旬にも海洋放出を検討 政府関係者
●損保4社 企業向け保険でカルテルの疑い 公取委が調査開始
●東芝 国内ファンドのTOB、きょうから開始 買収総額約2兆円
●麻生副総裁が台湾訪問 きょう蔡英文総統と会談へ
●国家公務員の月給0.96%とボーナス0.1か月分、引き上げを政府に勧告 人事院
●新型コロナワクチン接種 全世代対象に来月20日から 厚労省が通知
●台風6号、勢力維持し北上 あす九州が暴風雨に 災害など警戒

●きのうのメジャーリーグ
 エンゼルス大谷翔平選手が4打数1安打で2試合ぶりの安打
 オリオールズ藤波晋太郎投手が日本人最速165キロ記録
●きのうの夏の甲子園試合結果
●夏の甲子園 きょう第2試合でクラークVS前橋商業
●クライミング世界選手権・リード 森秋彩選手が日本人初優勝
●陸上女子やり投げ・北口榛花選手 19日開幕の世界選手権へ「メダル取って帰る」
●ファイターズ きょうから西武3連戦 加藤貴之投手が予告先発

今朝の選曲

【6時台】
M「Wonderful Life / &G 」

【7時台】
M「EYES ON ME /フェイ・ウォン」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は 「 世界の屋根付きスタジアムの歴史 」

8月8日は「屋根の日」
全国陶器瓦工業組合連合会が制定したもので、
由来は漢字の「八」が屋根の形に似ていることからなんだそうです。

スポーツで屋根と言えば屋根付きスタジアム。
屋根付きスタジアムの起源はアメリカから始まります。
1965年開業テキサス州ヒューストンにある、世界初のドーム球場アストロドームです。
MLBでは1962年シーズンからヒューストンに
「ヒューストン・コルトフォーティーファイブス(45s)」
というチームが誕生しナショナルリーグに参加していましたが、
ここは気温が非常に高く降水量も多いという気候の問題と、
夏場に蚊が大量発生などから「より快適な環境で試合を」という考えのもと、
1965年に世界初のドーム球場の建設に至りました。
ヒューストンは宇宙基地があることから球場名も
「アストロ(星・宇宙の意味がある)ドーム」と命名され、
チーム名もこれに合わせて「ヒューストン・アストロズ」に変更したという経緯があります。
世界初のことなので、屋根の高さは、ベーブ・ルースが打ったとされる
史上もっとも高いフライから、208フィート(約63.4メートル)に決定。
建設途中では当時メジャーリーグ一のノッカーと言われた
フィリーズのローバックコーチが何度もノックを打ち上げ、
打球が天井にぶつからないか入念にテストもしたそうです。
開業当初は自然光を取り入れられるように、屋根には4000枚以上の透光性パネルを使用して、
天然芝が敷かれたが、特にデーゲームの際には
太陽光が守備をする選手の視線を遮る恐れがあるということで、
急遽屋根をアクリル製に変更。
すると、今度は天然芝が枯れてしまう被害がでてしまったため、
繊維を利用した人工芝を世界で初めて開発。「アストロターフ」と命名し、
以後世界各地のスポーツ施設に採用されるようになりました。
尚、このドームは野球だけではなく1968年からは
NFLヒューストン・オイラーズ(現テネシー・タイタンズ)も
本拠地にしていた、多目的スタジアムでした。

続いて1972年にはワシントン州シアトルにキングドームが完成します。
NFLシアトル・シーホークスが1976年から1999年まで、
MLBシアトル・マリナーズが1977年から1999年まで、
NBAシアトル・スーパーソニックスが1978年から1985年までここを本拠地にしていたという
3つの競技の本拠地でもありました。
所在地がキング郡だったことから「キングドーム」と名付けられましたが、
1994年に屋根が崩落する事故があり、その修繕費も5100万ドル(約72億円)の費用がかかり、
スタジアムを建て替え論争が起きます。
そして、2000年3月26日にコントロールド・デモリッションにより爆破解体されました。
当時、コンクリート製の建造物の爆破解体としては世界最大だと言われていました。
現在、このドームはありません。

続いてできたのは1979年、ミネソタ州ミネアポリスに完成した、
ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム通称メトロドームです。
ツインズとバイキングスの本拠地だったメトロポリタン・スタジアムの老朽化と、
ミネソタ州の「夏は涼しく冬は寒い」気候、それに端を発する観客減への対策として建設されました。
球場に名を冠するヒューバート・H・ハンフリーとは、サウスダコタ州出身の元副大統領で、
このドームの特長は何と言ってもテフロン加工されたガラス繊維で出来た
340トンの屋根を空気圧で押し上げる、いわゆるエアドーム方式を採用。
そうです、このドーム球場こそ、1988年日本初のドーム球場東京ドームがモデルとした球場です。

そして、時代は「可動式屋根」の時代へと突入します。
「世界初の可動式屋根付きスタジアム」であるカナダ、トロントに1989年に完成した
ロジャーズ・センター(旧称・スカイドーム)です。
屋根は4枚から構成されていて、総重量は約1万1000トン。
このうち3枚が残りの1枚に向かって移動することによって屋根の開閉が行われます。
屋根の開閉に要する時間は20分で、電気代は1度につき約10カナダドルです。
ロジャーズ・センターの目玉が巨大画面の「ジャンボトロン」で、
その大きさは縦10m横35mにわたり、かつては世界最大を誇り
いくつかの映像イベントも開催されています。

続いては1990年完成のフロリダ・サンコースト・ドーム、
現在のトロピカーナ・フィールド。当初はアイスホッケーやアメフト、
バスケットボールやテニス、自動車レースなど計16種目もの競技が行われていましたが、
1998年誕生のタンパベイ・デビルレイズが本拠地として使い始めてからは
野球専用スタジアムとなりました。
バックスクリーン前の外野席には、球団名の由来であるエイが入った巨大水槽があり、
観客が直接触れて楽しめるようになっています。好評だったため、
2008年に球団名がレイズに変わった後もそのまま残されることとなりました。

ただ、時代は選手の足腰への負担を考え人工芝から天然芝への回帰が進んで行きます。
きっかけが1992年に屋根のない野球場として開場したボルティモア・オリオールズの
本拠地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズがファンの絶大な支持を集めたこと。
青空の下、天然芝のグラウンドでの野球観戦を望む観客の意向が汲まれるようになり、
野球専用のスタジアムいわゆる「ボールパーク (ball park)」化が推進されていきます。
ボールパークは「野球専用」・「天然芝のフィールド」・
「観衆と選手の親近感、一体感を重視」・「戦前の古い球場や工場などを思わせるスタンドと
その周囲をレンガ外壁の建物で囲むモダンクラシック」などを特徴としています。
球場名も従来の「ドーム」・「スタジアム」から「パーク」・「フィールド」を
称する施設が増えていきます。

先のメトロドームの後継として2010年に開場したターゲット・フィールドは、
屋根のないボールパークとして開場しています。
ただ、年間162試合を行うMLBで雨天順延は日程消化にとっては懸案事項です。
これ以降は、ドーム状の屋根に代わり開放時の屋根がフィールドを
覆わないように配慮されたルーフ状の開閉式屋根を持つボールパークが
建設されるようになっていきます。
キングドームにかわるセーフコ・フィールド、
アストロドームにかわるミニッツメイド・パーク、チェイス・フィールド、
ミラー・パーク、マーリンズ・パークが完成。

しかしこれらは「ドーム状屋根を持つ球場」に該当しないので「屋内球場」・
「屋根付球場」・「全天候型球場」・「開閉式屋根付きボールパーク」などと
呼ばれるようになります。
この流れに乗ったボールパークこそ、今年開業のエスコンフィールド北海道。
いずれもアメリカより20~30年ほど遅れましたが、
今後日本の屋根付きスタジアムの概念もちょっとずつ変わってくるのかなという
歴史の流れというのがわかってきました。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

帰ってきた!「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔」

7月と8月毎週月曜日の期間限定で帰ってきました!
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!」
 
メッセージをお寄せいただき、番組でご紹介された方には
JCBギフト券1000円分をプレゼントいたしますので、ぜひご参加ください!
 
今回のメッセージテーマは「 あれこれ見たくて旅立った!」
旅の目的は数あれど、やはり「何かを見たくて」行かれる方は多いでしょう。
どんな工程で何を見に行きましたか?道内に限らず日本全国の名所・景勝・史跡などなど、
あなたの思い出とエピソードを添えてお待ちしています!


メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔 係」までお待ちしています!
 

2023年企画始動中!「あやほのかプレゼント企画」「家庭菜園企画」

 「”あやほのか”プレゼント企画」
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)
 
「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」リスナープレゼントに成功しました!
秋にはじゃがいも・さつまいもが…!?どうなるか乞うご期待!! 
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
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    あさミミ菜園のきゅうり!おばけレベルMAXです!!
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    パーソナリティ揃ってラディッシュ収穫しました!
STVラジオをradiko.jpで聴く