北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 9月27日(火)

2022年9月27日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●安倍元総理の国葬儀 きょう午後2時から
●札幌地区労働組合が秋元市長に国葬参加中止求める
●長万部町の水柱 噴出止まる
●道内感染者2383人 全国4万3千人
●道「陽性者健康サポートセンター」設置
●帯広市で死亡交通事故
●水際対策 来月11日から緩和
●全国旅行支援 来月11日から開始
●岸田総理「弔問外交」スタート
●小1女児行方不明 防犯カメラに姿 千葉県
●露連邦保安局が日本領事を拘束
●いじめ相談の女子生徒に教員が南京錠かけ指導 旭川市

●きのうの大リーグ エンゼルス大谷選手が5打数2安打で11戦連続安打
●きのうのプロ野球結果 ソフトバンクがM4
●大相撲秋場所優勝の玉鷲が一夜明け会見「もう一度優勝、常に心に」
●バスケ女子W杯 日本代表がまさかの3連敗 1次リーグ敗退
●ファイターズ 楽天に3-2で連敗止める
 加藤投手が8勝目 シーズン最小11与四球で72年ぶり記録更新
 伊藤投手がプロ初セーブ
●陸上・女子やり投げ北口榛花選手が練習公開 国体出場へ
●野球独立リーグ・道フロンティアリーグ・チャンピオンシップ 
 士別が石狩を下し初代王者 ブライアント采配で2敗から3連勝

今朝の選曲

【5時台】
M「愛燦燦/美空ひばり」

【6時台】
M「空/大黒摩季」

【7時台】
M「シング/エド・シーラン」
  • 北海道ライブ あさミミ!
    油野ANのバントフォーム。。。

あさミミ!アラカルト~八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は「 犠打世界記録ホルダー 川相昌弘さん 」

プロ野球界で世界に誇れる記録の筆頭と言えば、
王貞治さんの868本塁打、イチローさんのメジャー年間最多安打262安打、
その他当時の世界記録だった福本豊さんの1065盗塁や、
アスリートの国民栄誉賞3人目となった衣笠祥雄さんの2215試合連続出場などなど。

しかし、今日(27日)58歳のお誕生日を迎える川合昌弘さんは
地味ながら日本の野球界で誇れる数字を残した方です。
1964年9月27日岡山県生まれの内野手。
小技が得意な堅守の内野手で川相さんが記録した
通算533本の犠牲バントは世界記録で、通算犠打成功率は9割超え、
「犠打職人」「バント職人」「バントの神様」の異名を持つ選手で、
守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞6回受賞の実力を誇る名ショートでした。

川相さんはプロ野球選手を目指していたお父様の影響で野球をはじめ、
そのお父様からは「手習いは坂に車を押す如し」という言葉を
子供の頃からいつも言われてきたそうです。
これは「ちょっとでも油断すると、坂道をずるずる転げ落ちてしまう。
学問でも野球でも常に努力し続けて、継続してやれ、油断しないで、とにかく努力し続けろと」
という意味で、この言葉を胸に中学・高校へと進学しても野球を続けます。

そんな川相さんは岡山市の藤田中学から岡山県立岡山南高校へ入学。
硬式野球部の投手として、2年生の夏に第63回全国高等学校野球選手権大会、
3年生の春に第54回選抜高等学校野球大会へ出場。
この活躍が認められ、1982年のドラフト会議で、読売ジャイアンツから4位で指名。
投手として指名されましたが、入団直後に内野手へ転向します。
1983年のルーキーイヤーは二軍生活に終始。
ただし、その頃須藤豊二軍守備・走塁コーチの熱心な指導によって、
遊撃手としての才能が徐々に開花。
プロ2年目の1984年には早くもその守備力が当時の王貞治監督の目に留まり一軍に初昇格。
3年目の1985年から守備要員として一軍に定着し、
プロ初犠打はこの年の6月13日の対ヤクルトスワローズ戦で決めています。

川相さんの転機はプロ7年目の1989年、
長い読売ジャイアンツの歴史上はじめて背番号を「0」に変更。
この年から藤田元司監督という投手出身の監督が就任すると、
投手力と守備力を中心とした守りの戦術がとられ、
川相さんは持ち前の守備力や確実性のある小技を磨き、
絶対的な巨人の2番・遊撃の座を勝ち取ります。
この年、自己最多の98試合に出場し、初のゴールデングラブ賞を受賞しました。

レギュラーとして迎えた1990年には当時の年間犠打記録を抜き、58犠打のプロ野球新記録を樹立。
また、自身初となる規定打席にも到達し、打率.288の好成績を記録。
1991年には66犠打を記録し、自身の年間犠打新記録を更新。
3年連続ゴールデングラブ賞を受賞し、2番打者、遊撃手としての地位を完全に確立しました。
1993年からは攻撃大好きな長嶋茂雄さんが巨人監督に復帰しましたが、
2番・遊撃として変わらずレギュラーで活躍。4年連続でリーグ最多犠打を記録、
打率もチームトップの.290を記録し、自身初の全試合出場を果たした。

また、1996年から1998年まで巨人の選手会長を務め、名実ともに巨人の顔となり、
1996年には札幌・円山球場でプロ入り初の満塁本塁打も放って、
首位から最大11.5ゲーム差をひっくり返して、
大逆転優勝を果たしたあの「メークドラマ」の実現に大きく貢献します。
ただ、その後攻撃大好きな長嶋監督が極端な攻撃野球を標榜したことや
若手の選手の台頭もあり、1997年が規定打席到達の最後のシーズンとなりました。
ただ、犠打の記録は少しずつ積み重ね1998年にSTVラジオの解説でもおなじみの
平野謙さんの記録を抜き、通算452犠打のプロ野球新記録を樹立します。

そして、1999年には大型遊撃手の二岡智宏さんの加入により出場機会は減少しますが、
守備要員・バント要員で依然チームに欠かせない存在となります。
しかし、この頃から巨人にはFA選手の加入が相次ぎ出場機会も減少。
川相さんの出場は代打や守備固めに限られていきます。
2001年には同世代の選手が続々引退しましたが、川相さんは現役にこだわります。
そして、2003年8月20日、東京ドームで通算512犠打を達成、
ついにエディ・コリンズのMLB記録を超え、ギネス世界記録にも認定されました。
この記録達成を機にこの年、現役引退を表明。
9月21日の引退試合では2番・二塁手としてスタメン出場、
第3打席でセンター前ヒットを放ち、代走を送られて退き、
試合後は引退セレモニーが行われました。

しかし、ここから川相さんの運命は少し狂い始めます。
実は引退後、一軍内野守備・走塁コーチ就任が内定していたんですが、
直後に慕っていた原監督が当時の渡辺恒雄オーナーの「読売グループの人事異動」発言により辞任。
しばらく保留状態が続きましたが、混乱の後、
球団から二軍内野守備・走塁コーチ就任を言い渡されたものの、
10月6日引退を撤回、巨人を退団します。
そして、元同僚の落合博満さんが新監督に就任した中日ドラゴンズに
入団テストを経て11月6日に移籍が決まるという。
なんとも驚きの現役復帰を果たしました。

移籍初年度の2004年は落合監督の「一芸に秀でている選手を起用する」という采配に合致する活躍を見せ、
地味ながらも代打バント・守備要員として存在感を発揮。
サヨナラヒットを2本打つなど、中日のリーグ優勝に大きく貢献しました。
移籍後初めて巨人戦に代打出場してバントを決めたことや、札幌ドームでは
巨人の佐藤宏志投手から本塁打を打ったことで、古巣・巨人の応援席を含めて
球場全体から歓声が沸き起こったこともありました。
2006年には球界初の「メンタルアドバイザー」というポジションに就任。
選手としてはチームが勝っている試合で8・9回辺りから主に立浪現監督の守備固めとして
出場することもありましたが、10月13日、翌年の選手契約を結ばない方針と
一軍コーチ就任要請を球団から伝えられて現役引退を表明し、
翌年から中日一軍内野守備走塁コーチに就任することも発表されました。

10月15日、ナゴヤドームでのシーズン最終戦の横浜戦は川相さんの引退試合として、
2番・三塁手でスタメン出場。
1打席目は安打、2打席目では送りバントを三塁線に決め、
この犠打で犠打記録は通算533となり、自身が持つ記録を更新。
試合終了後はチームメイトから胴上げされ、選手生活を終えます・・が、
川相さんが最後に選んだ舞台!実は日本シリーズでした。
この年の日本シリーズはパ・リーグの覇者「北海道日本ハムファイターズ」との試合。
川相さんは札幌ドームで行われた第5戦に代打で登場!見事最後の送りバントを決め、
有終の美を飾りました。尚、この試合で勝利したのはファイターズ。
北海道移転3年目で日本一を置き土産にし、あの新庄剛志さんもこの試合で現役生活を終えましたが、
川相さんも同じくこの日に現役生活を終えたという札幌ドームでの忘れられない試合の一つとなりました。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

あさミミでは「もったいない」への取り組みを全力応援します!

北海道ライブあさミミでは、この秋からスペシャル企画始動します。
題して「 もったいない!プラスワン! 」
 
去年はリスナーの皆様の「節約」を全力応援してきましたが、
今年のキーワードは「もったいない」です。
普段の生活には「もったいない」と感じる場面が数多く潜んでいます。
みんなでその「もったいない」をひとつでも多く防いで行こうではないか!
という企画です。

例えば、
・旦那が捨てようとしていた歯磨き粉、開いたらあと2回分残っていた!
・息子が使わなくなったカバン、夫がその後10年使用。まだまだ現役です!
・今まで捨てていた大根の葉っぱ。レシピを調べたらものすごい数でびっくり!
など、日常生活で感じた・共有したい「もったいない」エピソードを
あさミミまでお寄せください。
この企画をきっかけに、生活に「もったいない」をプラスしていきましょう!
    
メール・FAX・おハガキでお待ちしています!
メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
    おハガキ 〒060-8705 STVラジオあさミミ もったいない係
※こちらも毎週の「あさミミ粗品歯ブラシ」プレゼントの抽選対象です
 
あさミミでは今後も「もったいない」に関する様々な取り組み
ご紹介していきます!お楽しみに!
 
STVラジオをradiko.jpで聴く