北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 7月11日(火)

2023年7月11日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●九州大雨 土石流や氾濫で4人死亡・3人行方不明
●袴田さん再審公判 検察が有罪立証方針表明で長期化へ
●札幌市のラーメン店連続窃盗で男5人逮捕 うち4人は「4回目の逮捕」
●73歳男性警備員が大型トラック誘導中にひかれ死亡 白石区
●住宅と倉庫が燃え1人軽傷 周辺が一時停電 苫小牧市
●蘭越町蒸気噴出問題 2回目の住民説明会 風評被害など厳しい声相次ぐ
●札幌・すすきの殺人事件 死亡男性からアルコールを検出
●岸田総理がきょうから訪欧 NATOやEUと首脳会談へ
●NATO首脳会議きょう開幕 ウクライナ加盟の道筋が焦点
●プーチン大統領 プリゴジン氏と面会していた 反乱後に直接
●建設中の高速道路が500m崩落 2人死亡、10人ケガ タイ

●きのうのメジャーリーグ
 レッドソックス吉田正尚選手が10号ソロホームラン
 カブス鈴木誠也選手が7号ソロホームラン
●メジャーリーグ・あすオールスター戦
 エンゼルス大谷翔平選手が2番DHでスタメン発表
●きのうのプロ野球結果 西武がソフトバンクに2-1で勝利
●国外女子ゴルフ・全米オープン
 畑岡奈紗選手がメジャー初制覇ならず 後半に崩れ4位
●きのうの大相撲名古屋場所2日目 北青鵬が初黒星で1勝1敗
●サッカーなでしこジャパンW杯背番号発表 
 エースナンバー「10」は長野風花選手 4大会連続出場の熊谷紗希選手は4番
●プロ野球 ピッチクロック導入を検討へ オーナー会議がNPBに指示
●ファイターズ きょうからエスコンFで楽天3連戦

今朝の選曲

【6時台】
M「夜明けのブレス/チェッカーズ」

【7時台】
M「シーズ・オブ・ラブ/ティアーズ・フォー・フィアーズ」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は 「 鉄道とスポーツと街づくり 」

アミューズメント施設は何より「どうお客さんに来てもらえるか」が重要です。
そのためにはそこにアクセスする交通手段が重要で、
魅力的なコンテンツと「交通手段」というのは「セットで考えなければならない」ものです。
私鉄会社にとっては魅力的なコンテンツは自らの鉄道の発展には欠かせないという考え方があり、
その昔は鉄道会社がプロ野球球団を保有するという例がたくさんありました。

現在は西武鉄道が保有する「埼玉西武ライオンズ」と
阪神電鉄が保有する阪神タイガースの2つしかなくなってしまいましたが、
かつては・・西日本鉄道が保有していた西鉄ライオンズ1951-1972(現在の西武ライオンズ)
近畿鉄道が保有していた近鉄バファローズ1949-2004(現在は消滅)
南海電鉄が保有していた南海ホークス1947-1988(現在のソフトバンクホークス)
阪急電鉄が保有していた阪急ブレーブス(阪急軍含む)1936-1988(現在のオリックスバファローズ)
東急電鉄が保有していた東急フライヤーズ1947,1949-1953年(現在の北海道日本ハムファイターズ)
国鉄が保有していた国鉄スワローズ1950-1965(現在のヤクルトスワローズ)と、
鉄道会社が親会社だった球団は、他に6球団ありました。

改めて鉄道会社がプロ野球球団を保有するメリットは、
当時の高度経済成長という時代背景も加味しなければいけません。
各鉄道会社は自社路線の沿線を開発することで沿線の住民を増やし、
地価を上げることで企業規模を拡大していった時代でした。
そのため、各鉄道会社は沿線に百貨店やスーパーを設置したり、娯楽施設を建設していきました。
プロ野球も娯楽の一つとして目を付けた鉄道会社により、経営されていきます。
実はこのモデルを確立したのが阪急の生みの親、小林一三さんです。
小林さんは阪急電鉄をはじめとする現在の阪急阪神東宝グループの創業者で、
鉄道を中心とした都市開発(不動産事業)、流通事業(百貨店、スーパー)、
観光事業などを一体的に進めて、相乗効果を上げる私鉄経営モデルの原型を独自に作り上げた人物で、
後に全国の大手私鉄や民営化したJRがこの小林一三さんのモデルを採用したほど、
日本の鉄道会社の経営手法に大きな影響を与えた方です。

具体的には何もなかった沿線に人を誘致するのではなく、“創り出す”という発想で、
宅地を開発、学校や病院、商店や果樹園、大学などを誘致していきます。
そして大阪の中心部梅田に世界初のターミナルデパート阪急百貨店を作り、
沿線の人が買い物をしに阪急電車を使い梅田に向かうように仕向け、
梅田から逆方向にはエンターテインメント施設を設け、
多くの人が阪急電車を利用するようにしました。
その代表が宝塚線の終点にある宝塚歌劇団、
そして当時阪急ブレーブスの本拠地があった阪急西宮球場の存在です。
このようにして阪急というブランドイメージを高めることと、
自社路線を利用してもらうために阪急は球団の親会社になったというわけです。

このモデルを現代に継承しているのが阪神タイガースと埼玉西武ライオンズ。
阪神タイガースはそもそも、1934年末に創立した「大日本東京野球倶楽部」
(現在の読売ジャイアンツ)のオーナー・正力松太郎さんが、
複数球団による職業野球リーグ結成を画策していたときに起こした構想
「三大都市圏(東京市・大阪市・名古屋市)」でのリーグ戦開催から、
当時日本最大の球場だった甲子園球場を所有する阪神電気鉄道に
球団創設の誘いをかけたことがきっかけで誕生した球団で、
このモデルができる前の球団ですがたまたま位置関係がこの構想と合致するもので、
阪神大坂梅田駅から阪神甲子園駅まで、程よい距離間と言えるでしょう。

そして、もう一つの埼玉西武ライオンズは東京池袋東口にある西武デパートから
西武池袋線に乗り、西所沢で西武狭山線に乗り換えて 西武球場前まで行くという
まさに沿線住民は西武デパートに行くにも、
さらにもっと奥にある西武園遊園地に行くにも西武鉄道を使わなければいけないという
小林一三さんのモデルを継承しているといえるでしょう。
ただ、時代は車社会になり、鉄道を使って球場に行く人も減少し、
そして何より本業の鉄道事業の経営が悪化したため、
球団を手放さないといけなる時代が到来します。
特に、関西には阪神、阪急、南海、近鉄と4球団も私鉄保有球団があり、
互いに客の奪い合いもおきます。
阪神は古参球団で、セ・リーグということもあって昔からファンも多かったチームですが、
残りの3つはパ・リーグで、現在のように人気があったリーグではなく、
いつも球場は数えるほどしかお客さんがいなかった状態。
しかも、球場が南海は今のなんばタウン、
阪急も現在の阪急西宮ガーデンズと一等商業地にあったことや、
近鉄も私鉄各線やJRが乗り入れる京セラドームに本拠地を移してからはうまみもなくなり消滅。
東急、現在のファイターズも当時、本拠地は現在東京ドームのある後楽園や駒沢など
本拠地が定まらないチーム。
国鉄、現在のスワローズも本拠地が後楽園を間借りする形であるのと、
そもそも国鉄保有ということで財政状況は緊縮で
「コンテンツとしての価値」とみる向きはあまりありませんでした。

こうした「交通問題」を「完成後」としたのが
今年、3月北広島市に誕生日したエスコンフィールド北海道。
札幌ドームではできない、理想のボールパークを作るべく土地探しをし、
札幌ドーム以外で広大な土地を探していたところ、
北広島が広大な原生林を有する土地を提案、完成しました。
開幕してからというものたくさんのお客様が訪れ、
試合がない日にも1万人ほどの方が訪れているという話もあります。
球場建設を先攻してスタートしたために、アクセスが課題の一つとなっています。
鉄道も自社保有ではないため、西武鉄道のように臨機応援なダイヤ組み換えができない難点もあります。
このように魅力ある施設を作るには、そこに一度に多くの人が訪れるという想定の
「アクセス問題」が必ず出ます。
今後新駅の構想で、どのように解決されるかが注目です。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

帰ってきた!「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔」

7月と8月毎週月曜日の期間限定で帰ってきました!
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!」
 
メッセージをお寄せいただき、番組でご紹介された方には
JCBギフト券1000円分をプレゼントいたしますので、ぜひご参加ください!
 
今回のメッセージテーマは「 あれこれ見たくて旅立った!」
旅の目的は数あれど、やはり「何かを見たくて」行かれる方は多いでしょう。
どんな工程で何を見に行きましたか?道内に限らず日本全国の名所・景勝・史跡などなど、
あなたの思い出とエピソードを添えてお待ちしています!


メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔 係」までお待ちしています!
 

2023年企画始動中!「あやほのかプレゼント企画」「家庭菜園企画」

 「”あやほのか”プレゼント企画」
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)
 
「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」リスナープレゼントに成功しました!
秋にはじゃがいも・さつまいもが…!?どうなるか乞うご期待!! 
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
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    あさミミ菜園のきゅうりも育っています!
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    パーソナリティ揃ってラディッシュ収穫しました!
STVラジオをradiko.jpで聴く