北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 7月18日(火)

2023年7月18日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●自転車の男子中学生がトラックにひかれる 意識不明の重体 伊達市
●軽トラックと乗用車が正面衝突 50代男性が死亡 東区
●蘭越町蒸気噴出問題 最大2700倍の高濃度ヒ素を検出
●八雲町交通死亡事故 トラックの所有会社から過重労働などの法令違反確認されず
●市川猿之助容疑者を再逮捕へ 父の自殺ほう助の疑い 警視庁
●秋田県記録的大雨 13市町村で500棟を超す住宅被害
●ロシア、ウクライナ産穀物の輸出合意停止を発表 世界的な食糧危機への影響懸念
●クリミア橋「緊急事態」で通行止め ロシア側は2人死亡と発表
●韓国路線バスなどが水没し13人死亡 業務上過失致死傷の疑いで警察が捜査へ
●きのうの日本列島 35℃以上の猛暑日が今年最多の195地点

●きのうのメジャーリーグ
 エンゼルス大谷翔平選手が2戦連発の34号ソロホームラン
●きのうのプロ野球結果
●ファイターズ 西武に2-7 6年ぶり10連敗
●きのうの大相撲名古屋場所 北青鵬4勝5敗 一山本1勝6敗
●メッシ選手がインテル・マイアミと正式契約 ベッカム氏も登場「夢が叶いました」
●IHアジアリーグ クレインズ出場停止 釧路今季参戦なし
●夏の高校野球・道大会結果 クラークが逆転勝ち 駒苫が4年ぶり1勝

今朝の選曲

【6時台】
M「恋をしたのは/ aiko 」

【7時台】
M「マイ・ラヴ/ポール・マッカートニー&ウイングズ」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は 「 個性的なフォームの選手たち 」

プロ野球で独特な打撃フォームで一世を風靡した選手たちがいます。
「天秤打法」の近藤和彦さんは1958年に大洋ホエールズへ入団した外野手。
この天秤打法が生まれるきっかけが、入団した年の2月16日。
鹿児島キャンプ初日に訪れます。
宿舎の旅館で夜食を食べ終えると、大鏡の前で素振りをしていた近藤さん。
そこに通りかかった当時ベテラン選手だった青田昇さんが30秒ほどその素振りを見てから
「相撲とろうや」と持ちかけます。
当時の青田さんは身長170cmほど、一方の近藤さんは179cm、
身長では近藤さんの方が上回っていたのに、青田さんは上手投げで近藤さんを投げ飛ばします。
そこで青田さんが近藤さんに対し「大下(弘)は手首が無類に強かった、
(ウォーリー)与那嶺もアメリカンフットボールをやっていたから、凄い筋力を持っていた。
お前みたいな非力なやつがそんな構えじゃプロのボールに負けるぞ、
もっと速い球をどう打つか工夫してみろよ」と指摘され、
近藤さんプロ入り初日である日に打撃フォームを否定されてしまいます。
左肘に痛みがあったこともあって打撃フォーム変更を模索し、
何気なくバットで学生時代にやっていた剣道の面を打つ素振りをしたところ、
近藤さんは「これだ!」とひらめきます。
剣道の面の素振りは両手を15cmほど離して構えるそうなんですが、
同じことをバットでもスムーズに行えたそうです。
次に近藤さんは考えます「剣道の面は上下の素振り、これをどうしたら野球のように
地面に水平な素振りにするか?」両手を15cm離しながら、バットを横に寝かせ、
頭上で軽く上下させてみると、楽にバットが振れたそうです。
青田さんに否定されてから3日目こうして天秤打法は生まれたのだそうです。
この天秤打法を武器に臨んだ1年目こそ、ルーキーながらホームラン・打点の2冠王に輝いた
同期の長嶋茂雄さんに新人王を譲りますが、
打率.270、13本塁打、37打点と新人としては申し分ない活躍をし、
プロ8年目にはリーグ最多安打を記録するなど、実働16年で1736安打という記録を残しました。

続いて、ヤクルトスワローズなどで活躍した八重樫幸雄さんは、
1970年からヤクルトでのプロ生活をスタート。
東北球界始まって以来の大型捕手と期待されたが八重樫さんでしたが、
同期入団には大卒の大矢明彦さんという捕手がいたことと、
正捕手不在というチーム事情があったため、1年目に外野手、
2年目からは三塁手にコンバートされます。
選手層が薄いチームだった当時のヤクルトは、高卒捕手の成長を待つ余裕はなく、
八重樫さんより肩が強かった大矢さんを即戦力として
優先起用することを選んだという事情もあったそうです。
八重樫さんも若手の頃は細身でフットワークのある俊足だったことから、
捕手として育成するよりも、天性のバッティングセンスをチームの打線に生かすことが求められ、
首脳陣はコンバートを急いだということも大きな理由の一つだったそうです。
こうして打力を買われた八重樫さんですが1979年頃から乱視がひどくなり、
眼鏡をかけてプレーをするようになります。
すると、背中側から落ちてくるカーブが見えづらくなり、打率が2割前後の低打率に悩まされます。
そこに現れたのが日本選手最長本塁打記録を持つ中西太さん。
1983年にヤクルトの打撃コーチに就任すると、中西さんと二人三脚で打撃フォームの改造に着手。
たどり着いたのがバットの持つ部分のグリップを下げて投手と完全に正対するほど
極端なオープンスタンスの構え。
この独特の打撃フォームが「八重樫打法」です。
その改造が功を奏しこの年、衰えが目立ち始めた大矢さんに代わって正捕手に座り、
打っても16本塁打、45打点を記録。1985年には打率.304で
セ・リーグ打率ランク10位に入ったこともありました。

そして、打撃フォームを改造したことで世界的な選手になったと言えば、王貞治さん。
実は後に世界のホームラン王となった王さんは、入団して3年目までは「王は王でも三振王」と
揶揄されるほど三振の多い打者でした。
打撃フォームが上下バラバラで安定した成績が残せず悩んでいました。
ところが入団4年目の春に劇的な再会を果たします。それが荒川博打撃コーチです。
この荒川さんとは再会を果たすまで実に8年の月日を費やしました。
荒川さんが現役時代の1954年11月のとある日、隅田公園今戸グラウンドで王さんが試合をしているとき、
たまたま犬の散歩で通りがかったのが荒川さんでした。
試合を観ていた荒川さんは、当時右打ちだった王さんに対して
「なぜ君は左で投げるのに右で打つんだ?」と質問すると、
王さんは「親父から箸と鉛筆と算盤は右でやれと言われているので、
バットも右で持たないと親父に文句言われると思って…」返答。
自身も左打者だった荒川さん、「わざわざ右で打つなんてもったいない話だ…」と助言。
それを聞いた王さん、すぐに左打席に入り打ってみると、左中間をライナーで破る二塁打となり、
以後は左で打つようになったというエピソードがあります。

それから8年後、運命の再会を巨人のコーチと選手として果たした二人は、打撃フォーム改造に着手。
キャンプで荒川さんは「バックスイングに入る始動が遅いから、打つときにバットの出が遅れる」と判断、
それを修正するためにさまざまなフォームを試し、そのうちのひとつが「一本足打法」でした。
ただ、シーズン序盤はなかなか大胆な打法を試合では使えず
開幕から6月30日まで打率.259、9本塁打という成績でした。
この年は主砲の長嶋さんも不振でこのままでは優勝は厳しい状況だった巨人。
30日の試合後、王さんは球場から荒川さんの車に同乗し荒川さんの自宅に行き、特訓を受けます。
ここで、荒川さんから「とにかく明日の試合では投手が足を上げたらこちらも足を上げて、
始動を早くしてみよう」と指示を受けます。そう、一本足打法の解禁です。
翌日7月1日の大洋ホエールズ戦、この試合で王さんは初めて一本足打法で打ちます。
すると大洋先発の稲川さんから1回表の第1打席右前ヒット、
そして3回表の第2打席では右翼席へ先制の10号ソロ本塁打、6回表の第4打席では
左中間の適時打で5打数3安打4打点!
その後も打ちまくり実に開幕から3か月で9本だった本塁打は7月だけで10本。
最終的には38本で初の本塁打王を獲得!
後に荒川さんは「あの日ヒットが出なかったら一本足打法は止めさせていた」と語っており、
たった1日で王さんの運命が左右されたことになりました。

壁に分ぶつかったときに自分なりの解決法が見いだせるのもまたプロ。
独特の打撃フォームは彼らの試行錯誤の末のゴールだと言えるのではないでしょうか。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

帰ってきた!「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔」

7月と8月毎週月曜日の期間限定で帰ってきました!
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!」
 
メッセージをお寄せいただき、番組でご紹介された方には
JCBギフト券1000円分をプレゼントいたしますので、ぜひご参加ください!
 
今回のメッセージテーマは「 あれこれ見たくて旅立った!」
旅の目的は数あれど、やはり「何かを見たくて」行かれる方は多いでしょう。
どんな工程で何を見に行きましたか?道内に限らず日本全国の名所・景勝・史跡などなど、
あなたの思い出とエピソードを添えてお待ちしています!


メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔 係」までお待ちしています!
 

2023年企画始動中!「あやほのかプレゼント企画」「家庭菜園企画」

 「”あやほのか”プレゼント企画」
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)
 
「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」リスナープレゼントに成功しました!
秋にはじゃがいも・さつまいもが…!?どうなるか乞うご期待!! 
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
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    あさミミ菜園の種なしピーマン!
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    パーソナリティ揃ってラディッシュ収穫しました!
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