北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 8月1日(火)

2023年8月1日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●厚別区の住宅で火事 男性の遺体発見 80歳住人か
●すすきの殺人事件 事件当日の未明までに父娘が「のこぎり」やナイフなどを購入 
●札幌・丘珠空港の滑走路延伸 2030年を目標 早期事業化へ
●ビッグモーター、架空の自動車保険契約か
●ビッグモーターに報告徴求命令 損害保険会社7社にも 金融庁
●住宅ローン「固定金利」大手銀行で今月から一部引き上げへ
●「全国学力テスト」中3英語スピーキングは平均正答率12.4%
●京王線“ジョーカー”刺傷事件 男に懲役23年の判決
●住宅に血まみれの夫婦遺体 無理心中か 岡山県岡山市
●第一三共が開発の新型コロナウイルスワクチンを承認へ 厚労省
●マイナ保険証巡り岸田総理と関係閣僚、きょう協議予定も調整難航
●大企業の「男性育休」取得率は46.2%、平均日数46.5日に

●きのうのメジャーリーグ
 エンゼルス大谷翔平選手が4試合連続ヒット 2度申告敬遠
●プロ野球・サントリードリームマッチ 69歳バースさんがヒット
●女子サッカーW杯 なでしこジャパンがスペインに4-0 C組首位通過
●全国高校総体・サッカー男子 旭川実が市立船橋に0—2 3回戦敗退
●ファイターズ きょうから6連戦 ロッテ、ソフトバンクと
●エンゼルス大谷翔平が今季3度目で日本人最多更新7度目の週間MVP受賞

今朝の選曲

【5時台】
M「水の星へ愛をこめて/森口博子」

【6時台】
M「Mr.サマータイム/サーカス」

【7時台】
M「サムバディ・トゥ・ラヴ /クイーン」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は 「 阪神甲子園球場 」

8月6日から、第105回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で行われます。
その舞台となる阪神甲子園球場は8月1日が99歳の誕生日。

阪神甲子園球場ができる経緯は、第1回大会、第2回大会を豊中球場、
第3回大会以降は鳴尾球場で開催していた全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の高校野球)が、
開催を重ねるごとに徐々に注目を集めるようになったということがあります。
特に1923年の第9回大会では鳴尾球場に近い地元の甲陽中(現在のこうようがくいん高校)が
決勝戦で和歌山中との近畿対決を制したことで中等学校野球人気がピークに達します。
ただ、鳴尾球場の仮設スタンドでは大勢の観客を収容しきれなくなり、
試合中に観客がグラウンドになだれ込んで試合が中断するという事態にまで起き始めます。
この事態を重く見た大会主催の大阪朝日新聞は、
鳴尾球場を所有する阪神電鉄に対して本格的な野球場建設を提案。
電鉄側も当時、廃川とした申川・枝川の埋め立て地の開発の一環で
新球場建設の計画を進めていたこともあって、双方の利害が一致しました。

ただ、新球場の設計に当たり困ったのが、当時国内の野球場では
参考になるものがなかったこと。
そこで、参考にされたのが当時のニューヨーク・ジャイアンツの本拠地であったポロ・グラウン。
甲子園はこの球場をモデルに設計されたと言われています。
そして、完成予定の大正13年(1924年)が十干十二支の最初の組み合わせで
縁起の良い甲子年だった事もあり、後に「甲子園大運動場」と命名。
1924年8月1日に竣工式が行われました。

この甲子園球場、上空から見ると扇型よりも三角形に近い形をしていますが
これには理由があります。
当初は陸上競技場や球技場としても利用されることを念頭に設計されたため、
グラウンドは三角形、ポール際のコーナーが丸みを帯びるという形状で、
中堅は119mあるいは120m、両翼は110mという距離感に対し左右中間が128mもあるという
とてつもなく広い球場となりました。
さらに、1934年にはホームベースがさらに9mほど下げられたため、
この年行われた日米野球で全米代表として来日したベーブルースには
「too large(デカすぎだ)」と言われたエピソードも残っています。
ただ、懸案のスタンドは「5万人収容」、内野には高さ14.3m・50段の鉄筋コンクリート製のスタンドや
鉄傘が設置され、その他、水洗トイレ・カレーライス・コーヒーが評判となるなど、
当時は時代の先端を行く施設でした。

その後、球場も改良が進められ、開場以来“土”のままだった外野に芝が張られた他、
1929年にアルプススタンド、1936年に外野スタンドが相次いで増築され公称収容人数は7万人。
スタンド増築の際にフェアグラウンドの形状が変更され
現在に近い形になりほぼ野球専用となりましたが、それでも当時の日本の野球場としては最も広く、
本塁打の出にくい球場でした。

1935年になると職業野球でも使われるようになり現在の阪神タイガースが誕生、
1948年にはフランチャイズ認定もされ現在に至っています。
プロ野球が本拠地として使用するには、たくさんお客さんが来てくれなければ興行は成り立ちません。
そこで、1947年シーズン途中に設置されたのが、
深い右左中間に仮設フェンスで作られた日本初の「ラッキーゾーン」。
本塁打の出にくい甲子園という負の特性から、本来の外野フェンスの前仮設のフェンスを作り、
当初はプロ野球開催時のみの措置をし、本塁打数増を狙います。

そして、1949年夏からは高校野球開催時も使用し本格的に本塁打増効果をもたらします。
仮設フェンスも幾度か位置が変えられていて、1976年には内野スタンドの改造に合わせて
ホームベースを移設、中堅120m、両翼91mと公称するようになった際には、
ラッキーゾーンを従来より前にせり出す改修もおこなわれたそうです。
ラッキーゾーンは形を変えながら1991年シーズンまで存続し、現在フェンスは撤去されています。
このラッキーゾーンの中に当時のブルペンが設置されていたことで生まれたのがリリーフカーです。
逆に撤去後、初めて行われた春の選抜高校野球では、大会前に広くなった甲子園で
本塁打は相当減るのでは?と言われました。
現に91年選抜では18本だった本塁打は92年の選抜では7本と半分以下に減りました。
ただ、この年7本のうち一人で3本の本塁打を放った選手が
後に読売ジャイアンツ~ニューヨークヤンキースで活躍した松井秀喜さんでした。

さて、そんな高校野球の華といえばアルプススタンドでの各校の応援です。
かつて桑田・清原のKKコンビが人気だったPL学園は名物の人文字、
流れ始めるとなぜか逆転劇が起こるという魔曲と呼ばれる
智弁和歌山のチャンステーマ「ジョックロック」。
そんな応援が行われる「アルプススタンド」ですが、なぜこの名称がつけられたのでしょうか。
アルプススタンドは元々は通称でしたが、現在は正式名称として使われているほど有名なものです。
この通称は、スタンド拡張直後の1930年夏の中学野球の際、
白いシャツを着た観客で超満員となった球場内の光景を、
当時の人気風刺漫画家の岡本一平さんが「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、
アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」との一文を添えた
風刺漫画で表現したことが由来です。

ただ、広まったのは岡本一平さんの風刺漫画ですが、
アルプス・・の表現が生まれたのは2つの説があります。
1つ目は、当時の大阪朝日新聞編集局で、登山家でもあった藤木九三さんが考え、
一平さんがその話を伝え聞いたという説。
2つ目は、一緒に観戦していた一平さんの息子さんが、「アルプスのようだ」とつぶやいたという説。
ちなみにこの息子さんとは、後に「芸術は爆発だ」という名言を残し、
代表作「太陽の塔」などで知られる芸術家岡本太郎さんです。

その後、ナイター施設の新設や座席、スコアボードの改修がなされていき、
1976年からは数年かけて座席の更新。
ラッキーゾーンの撤去など当時の基準に合わせる改良が
幾度も行われましたが、最新の球場に比べて施設の老朽化は避けられず、
いつかは建て替え、もしくは全面的な改修をしなければならない岐路に立たされます。
一時はドーム球場化も検討されましたが、1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生。
阪神電鉄はドーム建設事業計画を見直すこととなります。

その後改めて球場本体の構造強度の検査結果を踏まえ、
基礎部分のみを残して大規模改修をすることとなります。
2010年春には全体の工事が完了。バリアフリー対策や乳幼児を伴う観客への利便性向上のため、
託児所(有料)、授乳室が新設され、7月28日には内野席を覆う銀傘を
アルプス席まで拡張する構想を明らかにされるなどされています。
様々な進化をしてきた甲子園ですが、グランドの基本的なつくりは変わらず
今年もまた高校球児の熱線を見守る99年目の夏がやってきます。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

帰ってきた!「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔」

7月と8月毎週月曜日の期間限定で帰ってきました!
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!」
 
メッセージをお寄せいただき、番組でご紹介された方には
JCBギフト券1000円分をプレゼントいたしますので、ぜひご参加ください!
 
今回のメッセージテーマは「 あれこれ見たくて旅立った!」
旅の目的は数あれど、やはり「何かを見たくて」行かれる方は多いでしょう。
どんな工程で何を見に行きましたか?道内に限らず日本全国の名所・景勝・史跡などなど、
あなたの思い出とエピソードを添えてお待ちしています!

 

メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔 係」までお待ちしています!
 

2023年企画始動中!「あやほのかプレゼント企画」「家庭菜園企画」

 「”あやほのか”プレゼント企画」
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)
 
「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」リスナープレゼントに成功しました!
秋にはじゃがいも・さつまいもが…!?どうなるか乞うご期待!! 
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
  • 画像
    あさミミ菜園の小玉スイカ!可愛い(^O^)
  • 画像
    パーソナリティ揃ってラディッシュ収穫しました!
STVラジオをradiko.jpで聴く