●ＮＹ地下鉄駅で銃乱射　容疑者を逮捕
●２０年ぶりの円安　１ドル１２６円台
●ロシア軍　東部ドンバス地方の制圧へ攻撃激化
●道内ガソリン　２週ぶり値下がり
●道内感染者２７１３人　全国５万７千人
●専門家　９つの県で第６波超え
●５歳から１１歳　ワクチン副反応低い傾向
●旭川いじめ問題　認定行為が判明
●白石区の公衆トイレで火事
●札幌市　オリンピック招致に向けた委員会発足へ
●ロシア軍　戦争犯罪隠ぺいか

●きのうのプロ野球結果　阪神５連敗　勝率.０６７
●米大リーグ　パイレーツ６—２カブス
　鈴木誠也選手が４試合連続打点　筒香嘉智選手は無安打
●アイスホッケー女子スマイルジャパン　札幌市を表敬訪問
●大横綱・大鵬の記念碑が稚内港に　６月に除幕式
●スノーボードクロスと農家“二刀流”桃野慎也選手が大豆プロテイン事業
●ファイターズ　西武に３－４で連勝ストップ
　石井一成選手が２号２ランなど３打点
●コンサドーレ・ルヴァン杯　京都に２－３で逆転負け　

【5時台】
M「Rock'n Rouge /松田聖子」

【6時台】
M「ラブリー/小沢健二」

【7時台】
M「ディスタンス/ベット・ミドラー」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は『　道警がまとめた小学生の交通事故実態　』

4月6日（水）から15日（金）まで、春の全国交通安全運動が展開されています。
北海道では、雪解けの時期と重なり、運転しやすい道路状況になりつつあり、
車のスピードが出やすくなった結果、重大事故が発生するリスクが高まる時期。
一方で、新入学で、慣れない通学路をひとりで歩くお子さんも増える時期。

今年のリーフレットには
　みんなで守ろう交通ルール。笑顔でつくる交通安全・・・
・歩行者も交通ルールを守ろう！
・ゾーン30プラスで安全・安心な通行空間を！
・横断歩道は歩行者優先！
・飲酒運転を絶対にしない！させない！
・安全運転サポート車（サポカー）を選ぶ！
・自転車は車のなかまです！
・交通ルールを守りましょう！と載っています。

北海道警察では、先月、「小学生の交通事故実態」という資料を作成。
去年まで5年間のデータに基づき、
歩行中や、自転車に乗っているときの、実態を示しています。
資料によりますと、小学校１年生の新入学期の死傷者数を月別で見てみると
4月は5人に対し、5月は22人と急増。
5月の内訳を詳しく見てみると・・上旬5人、中旬7人、下旬10人と
学校に慣れてきた頃に事故が多い傾向です。
また夏休み明け、9月17人、10月19人と、この3か月がワースト。
さらに発生時間は、午後2時台37人、午後3時台25人が多く、次いで午前7時台19人、午前8時台15人。
小学生全学年で見ても、登校中、下校中で全体の6割を占めています。
小学生が事故に巻き込まれた時間帯がはっきりしています。

事故を防ぐために大切な「交通ルール」を守っているかどうか、
こんなデータがあります。
小学生全体の資料ですが、
安全確認しないで路上に突然出てしまう「飛び出し」、
横断歩道以外を渡ったり、車両の直前直後を横断する「横断違反」、「信号無視」など
歩行者側の交通法規の「違反あり」が全体の39.5パーセント。
これは、全年齢層の17.6パーセント、高齢世代の21.6パーセントに比べても、かなり多い数字。
しかし一方で、「法令違反なし」という小学生歩行者は、全体の60.5パーセント。

さらに、発生場所で最も多いのが、信号機のある交差点での横断歩道横断中が、33.4パーセント。
横断歩道のない交差点での横断中の、20.2パーセントを大きく引き離しています。
信号機のある交差点での横断歩道横断中というのは、
車の右左折の際に事故に遭うリスクがありそうです。
車の側にも、事故を防げるポイントは、いくつかあるのではないでしょうか。

小学生歩行中死傷者の特徴については、
○ 全体として減少傾向にあったが、去年令和３年は急減したおととし令和2年と比較して増加している。
○ 学年別は、１年生が最も多く、低学年（１年生～３年生）で７割以上を占めている。
○ 発生月別は、１年生については、５月に急増して年間で最も多くなっており、特に5月の下旬が多い。
○ 発生時間別は、14時、15時台が特に多く、次いで7時、8時台が多い。
○ 通行目的別は、登下校中が多く、全体の約6割を占めている。
○ 法令違反別は、歩行中死傷者側に飛出しや横断違反、信号無視などの「違反あり」が約4割を占めており、
全年齢層の歩行中死傷者における「違反あり」構成率の2倍以上となる。
○ 事故形態別では、交差点での発生が特に多く、横断歩道あり・なしを問わず多く発生している。

春の交通安全運動は、15日までの実施ですが
道内で、事故の危険が高まる時期はこれからです。
街灯啓発などで目にした方は、今、気を付けるのはもちろん、
これから危険な時期に入るということを、是非、思っていただければと思います。