北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 4月18日(月)

2022年4月18日(月)

4月18日(月)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●ロシア キーウを連日攻撃
●ロシア側がウクライナ軍に警告「全員殺害することになる」
●道内感染者2113人 全国3万9千人
●白老と網走で鳥インフルエンザ確認 全道的に警戒
●室蘭市で男が車から現金盗む
●広島市で保育園児死亡 川で発見
●栗山町で山火事 5千平方メートル焼ける
●米ピッツバーグで銃撃 少年2人死亡
●「支笏湖チップの里」リニューアルオープン
●様似町アポイ岳 安全願い山開き

●きのうのプロ野球結果 
 ロッテ佐々木朗希投手 2戦連続「完全」目前9回降板
●きょうの大リーグ途中経過 カブス鈴木誠也選手が今季4号
●米女子ゴルフ・ロッテ選手権 渋野日向子選手がトップと2打差の2位 
●国内女子ゴルフ・KKT杯 植竹希望選手がツアー初優勝
●国内男子ゴルフ・関西オープン 比嘉一貴選手がツアー3勝目
●コンサドーレ FC東京に0-0の引き分け
●ファイターズ ロッテに1-0 延長10回に万波中正選手の決勝ソロ 
●レバンガ 滋賀に100-73 今年初連勝
●バスケWリーグ富士通・町田瑠唯選手 渡米前に14年ぶり優勝逃し涙

今朝の選曲

【5時台】
M「私の16才/小泉今日子」

【6時台】
M「香水/瑛人」

【7時台】
M「ロックス・オフ/ザ・ローリング・ストーンズ」
  • 北海道ライブ あさミミ!
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あさミミ!アラカルト〜ローカル情報発信!あぶらのチェック

北海道生活2年目の油野純帆ANが、179市町村のことをもっと知りたい!という好奇心から、
道内のご当地情報を紹介する超☆ローカルコーナーです!!

道内各市町村が毎月発行している広報誌や新聞記事などをもとにご紹介していますが
今回は宇宙関連について2つのマチをご紹介!

< 大樹町 >
「宇宙版シリコンバレー」
そもそも「シリコンバレー」とはアメリカ・カリフォルニア州の沿岸部にある
IT関連企業が集まった地域のことです。
世界的に有名なIT企業、「Apple」や「Google」などの本社があります。
その「宇宙版のシリコンバレー」が北海道の大樹町につくられました。
その名は「北海道スペースポート」。
「北海道スペースポート」はスペースポート=宇宙港という名前の通り、
宇宙に関わる事業を行う民間企業や大学の研究機関が自由に使うことのできる場所です。

なぜ、大樹町につくられたのかというと
大樹町がロケットの打ち上げや航空機・宇宙機(人工衛星)のフライトに
適している世界有数の土地だったからです。
太平洋に面していて、東と南に海が開けているため、
地球の自転速度を利用してロケットを飛ばすことができます。
さらに、人が住んでいない広い土地があり、東京から北海道スペースポートまで約2時間半と
アクセスが良いことも理由に、昭和59年(1984年)頃、
今から30年以上も前に「宇宙のまちづくり」がスタートしました。

平成7年(1995年)には1キロの滑走路を有する「多目的航空公園」を整備。
さらにその後、JAXAの実験施設が整備され、「宇宙のまちづくり」は活発化していきました。
しかし、大樹町では人口の減少が進み、新しい雇用を作り出し、移住や定住のさらなる促進が求められました。
そこで、「航空宇宙」を核とした観光産業や地域の商工業をより活性化させるため、
たくさんの航空宇宙関連企業が集まる「スペースタウン」を目指して地方創生を進めたということです。
それにより、去年(2021年)の春、アジア初のスペースポートとして
「北海道スペースポート」は本格始動。
ロケットの打ち上げや滑走路の整備が進められている「北海道スペースポート」では
今年、1キロだった滑走路を1.3キロに延長することが決定。
延長することで「スペースプレーン=宇宙まで行ける飛行機」の離着陸試験としての活用も可能になります。
この延伸にかかる費用はおよそ5億円。

町の財源だけでは厳しく、通常の個人が寄付をする「個人版ふるさと納税」に加え、
国が認めた地方公共団体の地方創成の取り組みに対して企業が寄付を行う
「企業版のふるさと納税」と内閣府からの地方創成交付金を予算にして延伸することが出来たということです。
今後は道内全域への経済効果を生み出すこと、そして最終目標として
「宇宙旅行」を実現させていきたいとのことで、
実現に向けて現在もふるさと納税では寄付を募っているということです。

< 赤平市 >
「新型モデルロケットα‐7(アルファ‐セブン)」
赤平市の幼稚園で「ロケット教室」が開かれました。
ロケットの制作体験ができる教室で、一人一機のロケットを作り、自分の手で打ち上げまで行います。
子供でも作ることが出来るロケットとして誕生したのが「α‐7」です。
「α‐7」は狭い場所でも打ち上げることが出来、小学生でも簡単に作ることが出来ます。

これを作ったのが赤平市に本社がある「植松電機」です。
リサイクルに使われるマグネットを作る会社で、宇宙航空関連の開発も行っています。
「ロケット教室」は「植松電機」の社長である植松努さんの
「人の可能性を奪わない社会を目指す」という思いの実現のために行われています。
この植松努さんは、マイクロソフトのビル・ゲイツさん(疫病大流行の話)など
世界中の著名人による様々な講演会を開催・配信している「TED」で7年前にお話しされています。
その中で植松さんは「思うは招く」をテーマに講演。
植松さんが幼い頃、宇宙に憧れていた気持ちを学校の先生に
「宇宙なんてよほど頭がよくないと無理だ」と否定されていました。
どうせ無理だというのではなくこうしてみたら?と声をかけることで可能性を広げ
夢を叶えてもらいたいとお話していました。

今回、お話を伺った広報担当の方によりますと、この社長の話を聞いて入社を決めたということです。
そして、ロケットづくりは大人が無理だと言ったことが、できるんだ!という体験を通して
子供たちに小さな自信をもってもらう手段だということです。
夢を口にすることで同じ思いの人が集まっていく…
ロケット教室ではそんな植松社長の講話も行われています。
さらに、植松電機のInstagramでは、
そこに寄せられた実際に授業を受けた子供たちからのコメントを紹介しています。
その中で、消防士を目指していた女の子が進路の際、先生たちに消防士になることを止められたことで
気持ちが揺らいで、諦めかけていました。
でも、植松社長の話を聞いたことで、自分のやりたいことを突き進めて、
夢を言葉にしてもよいのだと知り、消防士になる夢をあきらめずに目指すんだと決めたということです。

ロケット教室は東京・福岡・広島と全国で行われていていますが、
子供たちの可能性が奪われない世界のためにも、もっと多くの人に知ってもらい、
今後、より展開していきたいとお話しされていました。
毎月第一土曜日の午後1時から3時まで植松電機の本社でロケット教室が行われていて、
5月のゴールデンウィークと冬の期間を除いた4月から10月に体験できるということです。
ロケット教室に参加したい!または自分の地域で開催したい!
(アルファセブンのキットと植松社長の動画)という方は
植松電機のHPから連絡すると参加が出来ます。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」


月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 
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