加藤さんと山口くん

第56回 2021/10/24

2021年10月24日(日)
  • 加藤さんと山口くん
アルバムの制作に入り、自宅に籠る日々が続いている山口。気分転換に加藤と一緒に街に繰り出しました。向かったのは、東京・有楽町にある北海道のアンテナショップ。北海道のローカルフードが色々と揃っている人気のお店です。

山口のいちばんのお目当ては「焼きそば弁当」。そのほか「カツゲン」や「ジンギスカンのたれ」「ノースマン」やら、北海道ではお馴染みの数々の品を見て、ちょっと興奮気味の山口。加藤は半分、冷ややか〜な感じでお付き合いしている感じ。そんな2人がいちばん盛り上がったのが、やはり「小樽」の商品を発見した時でした。

山口:あっ、これ大好き!小樽サブレ。これ、めっちゃ旨いんですよね。知ってます?小樽サブレ。

加藤:知らない…。最近のやつ?

山口:けっこうボロボロして食べにくいんですけど、旨いんっすよ。すっげぇ、旨い。

加藤:どこで作ってんのかなぁ…、あっ!「あまとう」じゃん!

山口:あまとう。あまとう。

加藤:あまとうのヤツかぁ。

山口:めっちゃ旨いですよ。買いましょうよ。

加藤:あまとうじゃん!!

(編注:「あまとう」小樽にある老舗の洋菓子店。小樽っ子なら知らない人はいない、地元のソウルフードを数々、生み出しているお菓子屋さん。店の2階は喫茶スペースになっていて、昼はマダムで、夕方は学校帰りの中・高校生で賑わいます)

山口:これ、どの味が旨いんだっけなぁ。

加藤:レモンでしょう。

山口:レモンも旨い。

加藤:あまとうだよぉ。あまとう、行ってた?

山口:行ってましたよ。でも、中学校の頃のデートコースじゃないですか?、あまとうって。

加藤:おお。俺、あまとうとか「館(やかた)」とか…

山口:館ね。館のケーキ。(編注:館は、かつて小樽にあった洋菓子店。「あまとう」とともに小樽っ子御用達の洋菓子店だった)
 
加藤:そう、よく行ってたわ。へぇ〜。小樽サブレ、あまとうが出してるんだ。あ、食べた、俺、これ。

山口:食べました?

加藤:あまとうのセットみたいの贈ってもらって、その中に入ってたわ。

山口:これ、このちっちゃいやつの。

加藤:ちっちゃいの買おうよ。

加藤も、小さい頃に知らず知らずによく食べていたのかも知れません。でも「あまとう」への食いつきは、きっと中学生か高校生くらいの時に、実は「あまとう」でデートした思い出があるのかも知れません。もしかして山口もかつて、付き合っていたと思い込んでいた色摩すしの女将さんと一緒に「あまとう」のお菓子を食べていたのかも。

この後、2人は、他の県のアンテナショップにも向かいます。今回は「徳島」と「秋田」に。

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