加藤さんと山口くん

第68回 2022/1/16

2022年1月16日(日)
鍋をつつきながら四方山談義を繰り広げる2人。YoutubeやTikTokなど、SNSについてちょっとマジな議論になってきました。

山口:すごい「TikTok」が怖いなと思うのは、今までで初めて、歴史上初めて、SNSの中にエロの要素が加わったんですよ。エロの要素が加わるSNSって、本当に広がり方の速度も全然違うし、需要はめちゃめちゃあるんですよ。それが出来ちゃったというのって、けっこうヤバいなって思うというか…。

山口:音楽で表現できないのって、完璧に表現できないのって、想像でしか表現できないのって、エロと恐怖なんです。エロとホラー。これ、音楽で(表現)できない。文学はエロもホラーも表現できるんですけど、音楽だけは出来ないんですよ、それが。

山口:でもSNSで、エロもホラーも表現できちゃってるんですよね。

加藤:エロって、根源的なものだもんね。

山口:そう。テクノロジーの進化って、そこに伴うじゃないですか。

加藤:ホラーとか恐怖とかって、実は違和感だもんね。

山口:あと作意性なんですよ。技術なんですよね、ホラーは。

加藤:違和感をどう植え付けるかだもんね。

山口:音楽で聴いてて「ギャー」とは言わせられないんですよ。音楽では。

加藤:うん。

山口:音楽聴いて「ヤベ、超ムラムラするわ」には、ならないんですよ。ムードを高めることは出来るけど。それが本当に、音楽の難しいところだなって。

加藤:このあいだ絵見に行ったじゃん。あ、ごめん、写真。で、俺「怖い」って言ったじゃん。

山口:うん。

加藤:違和感なんだよ。松江泰治さんの絵(写真)見て、角までボケてないっていう違和感というか。違和感ってすごい恐怖を生むんだよね。

この後も、SNSや音楽、エンターテイメントの将来について、特に山口が熱く語るのですが、こんな大胆な"予言"も飛び出します。

山口:これからの理想は、ライブも音源も無料じゃなきゃダメなんですよ。

加藤:ええ~?!

山口:ライブも音源も、無料。

加藤:ダメだよ、そんなの。

山口:ただ、ライブも音源も無料にするけど、ビジネスできる方法ってないのかって考えるじゃないですか。そうなると経済が…。

加藤:ネットという考え方だよね。

山口:そう、オンラインというのもあるけど、文化、要は音楽というものをもっと社会が利用するようにならないとダメなんです。音楽の力を。
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