北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 2月13日(月)

2023年2月13日(月)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●“ルフィ”疑い4人 「回収役」「運搬役」など役割細分化 フィリピンに送金か
●オリ・パラ談合 逮捕の組織委元次長、入札方法変更で受注調整加速させたか
●中国海軍の測量艦が日本の領海に侵入 鹿児島・屋久島周辺
●道内感染者326人 全国1万3千人
●帯広市の国道で車同士が衝突 5人搬送
●安倍元総理銃撃事件 山上被告を近く追送検へ 一連の捜査終了の見通し
●トルコ大地震 被災地で治安が急速に悪化 救助活動に影響も
●カナダ領空を侵犯「未確認飛行物体」を撃墜 トルドー首相が明かす
●さっぽろ雪まつり閉幕 来場者数175万人
●「別海アイスマラソン」初開催 国内外から100人参加

●スケボー世界選手権 
 開心那選手2位、四十住さくら選手3位、草木ひなの選手4位の日本勢大健闘
●フィギュアスケート四大陸選手権
 ペアフリー 三浦・木原「りくりゅう」ペアが初優勝
 男子フリー 三浦佳生選手が最年少で初優勝 
●NBAレイカーズ八村塁選手 2試合ぶりの2桁得点で勝利に貢献
●車いすバスケ女子国際親善試合で日本3位 6月に世界選手権
●レバンガ 宇都宮に77-64で4戦ぶり白星 小野寺HC代行初勝利
●スキージャンプW杯
  男子個人第21戦で小林陵侑選手が2位 団体戦でも3位 1日2度表彰台
●スピードスケートW杯
  男子500m森重航選手が今季初勝利 女子1500m高木美帆選手が3位
●ノルディックスキーW杯複合 女子個人第8戦で葛西優奈選手が3位
●スキージャンプ雪印メグミルク杯 岩佐明香選手が社会人4季目でラージヒル初Ⅴ
●サッカー元日本代表監督ザッケローニ氏 頭部を手術 意識あり
●ファイターズ沖縄キャンプ 楽天との練習試合
●コンサドーレ熊本キャンプ 18日リーグ開幕 GK菅野孝憲選手「開幕戦勝利を届けたい」

今朝の選曲

【5時台】
M「北の旅人/南こうせつ」

【6時台】
M「君がいたから/ Crystal Kay 」

【7時台】
M「シャイニング・スター/アース・ウインド&ファイアー」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~ローカル情報発信!あぶらのチェック

北海道生活2年目の油野純帆ANが、179市町村のことをもっと知りたい!という好奇心から、
道内のご当地情報を紹介する超☆ローカルコーナーです!!

今回は < 名寄市 > 「 パウダースノーサファリ 」

名寄市は「雪質日本一のまち」を宣言しています!
寒い時には気温が氷点下30度にまで下がる極寒の地。
その雪質は、パウダースノー(粉雪)を超えて、
シルキースノー(絹のようにキメ細かい雪)と呼ばれるほど。

そんな日本一の雪質を誇る雪の上をスノーモービルで駆け上がっていくツアーが
「パウダースノーサファリ」
NPO法人なよろ観光まちづくり協会が2021年から始めたツアーで、
ドライバー付きのスノーモービル体験ができます。
プロのスノーモービルガイドとしか行くことのできない林道を走り、
名寄市、下川町、雄武町にまたがる標高987・1メートルのピヤシリ山の山頂へと向かう
初心者でも本格派のコースが楽しめるプランとなっています。

「パウダースノーサファリ」というツアー名は
パウダースノーは、日本一の雪質、“サファリ“の意味は動物園。
このツアーで現れるのは、動物園にいる動物たちではなく「氷の怪物・スノーモンスター」
氷の怪物という名前の通り、手がいっぱい垂れ下がっているものや、
あたかも動き出しそうなモンスターたちが並んでいます!

これはピヤシリ山の山頂付近のダケカンバに多くみられる自然現象で、
樹木に付いた樹氷に雪が降り積もり、
その後、樹氷や着氷を繰り返して大きな雪の塊になり、
まるで怪獣といえる大迫力のものに成長した樹氷が「スノーモンスター」
中には、“ライオンのようなスノーモンスター”など、
“動物の姿に見えるもの”もいるということです。

様々な姿に化けるスノーモンスターたちが現れるのにはいくつかの条件が必要です。
彼らの正体は“樹氷”ですが、
樹氷は、0度以下の水の粒が樹木にぶつかることで凍ってくっつき、
薄い氷の層を作り出すことによってできています。
これは雪が大量に積もっただけの現象ではなく、
スノーモンスターのような巨大な雪の塊になるには、
「着氷」(雪や風の中で増えた水分が枝や葉にぶつかり、凍る)
「着雪」(吹雪などで着氷した氷の隙間に多くの雪が入り込む)
「燃結」(雪がくっつき、風上に向かって成長する)
この3つを繰り返し行うことで、
薄かった氷の層が成長して、やがてスノーモンスターが生み出されるということです。

また、樹氷ができるには
氷点下10度以下の猛吹雪が吹くなどの自然条件が整っている必要があります。
それらが揃った上で「着氷」・「着雪」が繰り返されなければ
スノーモンスターには出会うことができない、貴重な存在と言えます。
ツアーが行われるピヤシリ山の山頂は、氷点下10度を下回る極寒の地。
山頂では常に強い風雪が吹き付け、怪物たちをさらに大きくしています。
そのため、ピヤシリ山はスノーモンスターに出会うことができる貴重な場所として
訪れた方の間でも話題になり、
もっと多くの樹氷群を見に行きたいというお客さんの声も、
ツアーが行われるようになった理由の1つです。

そんなピヤシリ山の山頂を目指して、風を感じながらスノーモービルで駆け上がり、
シラカバの林を抜けるとある境界線が見えてきます。
そこは標高700メートル地点。
そこを超えた瞬間、神秘的な世界が待っています。
この標高700メートル地点は
雪の大地に立つ白い塊「スノーモンスター」たちに囲まれる境界線といえます。

ピヤシリ山の標高700メートルは
寒さで木の成長が止まってしまう「森林限界現象」が起こる高さにあたります。
スノーモンスターは森林限界の近くで生える低く細いダケカンバが氷雪をまとって
大小の怪物に変身したものです。
通常は1000メートル以上の場所で「森林限界現象」が起こるということですが、
ピヤシリ山の山頂付近は年間を通して寒いため、
標高700メートルの場所から木の背丈も低くなり、
スノーモンスターも増えていくということです!

この標高700メートルを境にはっきりと景色が変わるということで、
そこはまさに、非・日常!自然の猛威を直に体感できる場所となっています。
その日の天気によってスノーモンスターは姿が変わるため、
日々違う景観が待っているほか、
天気が良い日には、スノーモービルから降りて、
スノーモンスターをすぐ近くから見ることができます!
人間の背丈を優に超えるモンスターが立ち並んだ光景はまさに言葉を失う絶景。
参加した方は「心が洗われるような神聖なものをみた」と話す方も。

また、ツアーの魅力はスノーモンスターだけではありません。
山頂まで登ると晴天であれば日本海側の利尻山や
名寄市内を360度パノラマで見渡すことができます。
また、オホーツク海に広がる流氷が来ている様子も見られます!

ツアー開催は3月上旬まで。
NPO法人 なよろ観光まちづくり協会のHPからの事前予約制となっています。

皆さんも雪の怪物、
スノーモンスターに会いに行ってみてはいかがでしょうか??

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 
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