加藤さんと山口くん

第25回 2021/3/21

2021年3月21日(日)
  • 加藤一郎・山口一郎
加藤浩次をドラマーに仕立て、武道館に立つことを目論んだ「カトキングバンドへの道」は、加藤のリズムセンスの無さに気づいたサカナクション・山口一郎のひと言で、敢え無く頓挫します。

山口「いま、ちょっと見て思ったのは、やっぱり音楽の才能、無いっスね」

加藤「無いでしょ。オレ、自分で気づいてるもん。リズム感がないから。本当にないから」

これにて今回の番組は終了か?…と思いきや、山口が突然、切り出します。

山口「モッチ、本当に『めちゃイケ』めちゃめちゃ見てますからね」

モッチとは、サカナクションのギター担当・岩寺基晴のことで、加藤も出演していた名作バラエティ『めちゃ×2イケてる』の大ファン。今回も収録に、秘蔵の「めちゃイケ大百科事典」を持って来ていたのです。

岩寺「初版です」(山口、大爆笑)

百科事典を手にした加藤は、当時を懐かしみながら、22年間も続いた『めちゃイケ』の裏話を話はじめます。

加藤「懐かしいねぇ」

山口「『めちゃイケ』終了の前に、(途中で)終わるとか、メンバー脱退の危機とかなかったんですか」

加藤「全然ない。全くないの。なぜなら、みんなプライベートで全然、会わないから」「だから、みんな(収録の)現場に行ってから、おーって感じで。あと、岡村(隆史)の性格もあるよね。全然、偉そうにならないというか、アイツ(岡村)の人間性がデカいよね」 

加藤は、『めちゃイケ』が22年間も続いたのは、ナイティナインの岡村隆史の性格が大きかったと個人の感想を語りました。そんな話をしながら「百科事典」に食いつく加藤…。

加藤「見ちゃうなぁ。何十年ぶりに見たかなぁ」

山口「加藤さん、じゃあサインしてあげて下さいよ」

加藤「全然いいよ、ボクなんかで良ければ」

山口「モッチ、よかったねぇ」

岩寺「いやぁ良かったぁ。音楽やってて良かったぁ」

サカナクションに参加したことが、回り回って、若かりし頃にかじり付いて見ていた『めちゃイケ』メンバーからのサインをゲットするという夢体験につながったモッチ。

こうして、メンバーのテンションを上げることに成功した山口。次なるサカナクションの音楽も、いちだんとテンションが上がっていることでしょう?!

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