部活中の事故、監督を書類送検…安全対策怠った疑い 部員いまも意識不明 札幌新陽高女子野球部
2023年5月、札幌新陽高校の女子硬式野球部の生徒1人が、鉄製のバッティングケージの下敷きとなり意識不明の重体となった事故で、野球部の監督が業務上過失傷害の疑いで書類送検されたことが分かりました。
業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、札幌新陽高校・女子硬式野球部の30歳の監督です。
捜査関係者によると、監督は2023年5月、札幌市豊平区の大学グラウンドで部員5人が運んでいた重さ500キロを超える鉄製のバッティングケージが倒れ、部員1人の頭部に直撃した事故で、部員らの近くにいながら安全対策を怠った疑いが持たれています。
ケージが直撃した部員は病院へ搬送されましたが、現在も意識不明の状態が続いているということです。
監督は現在も高校に勤務していて、札幌新陽高校は「今後も捜査に協力する方針」とコメントしています。
05/08(水) 17:46