どさんこワイド179

福永探偵社〜なぜ急増?今どき青果店を大調査!

2021年6月9日(水)

福永探偵社〜なぜ急増?今どき青果店を大調査!

北海道に潜むあらゆる謎や噂を解決するコーナー「福永探偵社」。今回は、なぜかコロナ禍で続々誕生している今どきの青果店を大調査しました。

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青果のったん

【住所】札幌市豊平区中の島1条6丁目
【電話番号】011-816-6831
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】日曜日・祝日
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まずは、去年12月にオープンしたばかりの青果店に向かいました。この時期は、今が旬の「夕張メロン」や立派な「白菜」などがオススメの商品です。さらに、こちらでは仕入れた野菜を使った手作りの「日替わり弁当」を販売しています。近所に高齢者が多いということもあり、栄養バランスを考えたヘルシーなメニューにこだわっていて、メニューは全てその日の朝に作っています。こちらではスムージーも出しています。
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    ●茨城県産 白菜 280円(1玉)
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    ●日替わり弁当 540円
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    ●スムージー いちごバナナ 378円
今どきの青果店は、スムージーを出すお店も増えているそうです。
こうした青果店、去年と今年だけで10軒以上のお店が札幌に新たに誕生していました。なぜ続々とお店が増えているのか調査しました。

深澤青果 二十四軒店

【住所】札幌市西区二十四軒2条4丁目
【電話番号】011-676-4139
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】日曜日・祝日
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札幌市内で5店舗展開する人気店「深澤青果」に迫りました。
「深澤青果」の最大の魅力は、値段の安さです。大きい「とまと」が3個で138円など新鮮な野菜をお手頃価格で購入できます。安さの理由は“仕入れの量”です。野菜の買い付けは大量買いでお得になるそうで、売り切れば最強のコスト削減と言われています。
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    ●とまと 138円(大3個)
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お店が増えた理由を深澤栄治店長に伺いました。
深澤社長:僕のさじ加減で店舗の展開をしている訳ではなく、自分で店を持ちたい若い人が手をあげて初めて店舗展開をしています。

いずれお店を持ちたいという若者にチャンスを与え、札幌の青果業界を盛り上げています。夢を持って働く事が、仕事のモチベーションに繋がるそうです。

やお八 中央店

【住所】札幌市中央区北6条西26丁目
【電話番号】070-4726-0808
【営業時間】10:00〜19:00
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調べを進めると、この春だけで札幌に6店舗オープンした青果店を発見しました。これぞ“イマドキ”といった、オシャレな青果店です。

まずはオススメ商品を調査しました。こちらはスイカ並みに糖度が高いという 「グリーンミニトマト」。マスカットのようなフルーティな風味が特徴。入荷するとすぐに売り切れる人気商品です。
「エリザベスメロン」という名前の黄色いメロンは、果肉が白くて、果汁たっぷりです。
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    ●愛知県産 グリーンミニトマト 150円(1袋)
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    ●群馬県産 エリザベスメロン 734円(1玉)
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「やお八」を経営するのは山梨県の食品会社。本州から商品を仕入れているため、北海道ではあまり見かけない、珍しい青果品を多く取り扱っています。山梨のお店が北海道へ出店しているのは“運賃の削減”から。本州から北海道に商品を運んできたトラックに、帰りに北海道の青果品を積むことで移動コストを削減しています。

この春だけで6店舗オープンしたのには、苦しい状況にある生産者への想いがありました。
代表・上原孝仁さん:農家さんがコロナ禍で販売先が減って困っているとか、新しいものが出来たけど「売り先がないよ」といった声を聞くんです。そういうものを北海道で販売したりすることで新しい青果店のカタチが出来ていくのかな、と。

生産者を手助けしたいという想いが、青果店誕生のきっかけとなりました。

C8 カリーアンド808

【住所】札幌市中央区北8条西20丁目
【電話番号】011-215-4860
【営業時間】やおや10:00〜21:00、カレー11:00〜20:00
【定休日】水曜日
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続いては、去年9月にオープンしたお店を調査しました。こちらはカレー店と青果店が融合したお店です。青果担当の仕入れた素材を使って、調理担当が腕を振るいます。新型コロナによる経営難を乗り切るために、一緒にお店を始めたそうです。自慢は16種類の野菜を使ったスープカレー。野菜で埋め尽くされ、ほとんどスープが見えない程です。
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    ●808焼き野菜カレー 1250円 ※テイクアウトのみ
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    ●キウイ&イチゴ 350円
「フルーツサンド」も販売しています。“写真映え”グルメのブームも青果店が増えた理由の1つです。「フルーツサンド」はSNSなどで断面が“写真映え”すると人気に火がつき、いま全国的にも青果店のものが主流になっています。

カジツクラブ

【住所】札幌市中央区南1条西3丁目 札幌パルコ地下2階
【電話番号】011-281-8185(果実倶楽部本店)
【営業時間】10:00〜20:00、土曜日・日曜日10:00〜19:00
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一方、中央区にある青果店では、この春誕生した新メニュー「果実大福」が毎日完売と話題になっています。断面が映えると人気で、タコ糸を使うと綺麗に切れて断面を楽しむことが出来ます。味は季節ごとに変わるそうですが、現在はイチゴなど5種類。白あんと名寄産のもち米を使ったもちで包まれています。
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    ●苺大福 475円(1個)
果物や野菜、どの素材にも必ず生産者がいます。「フルーツ大福」の苺を作っているのは、当別町にあるいちご農家・トゥベリーファーム。コロナの影響で、甚大な被害を受けています。そんな苦しい状況でも知恵を絞り、商品開発に挑む青果店には感謝の想いがあるそうです。
代表・佐野亮さん:このコロナ禍に企業努力によって商品開発をし、消費者の皆様方に喜ばれる商品を提供する姿に勇気を頂いています。ともに一緒に戦っている連帯感を感じています。
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