自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されてから4月で1年となりますが、2023年7月時点での全国の着用率は13.5％。一方、北海道の着用率は6.4％で、都道府県別では39位と低い水準にとどまっています。

札幌静修高校放送局では、自転車乗車時のヘルメット着用を呼びかける動画を制作し、北海道警察交通部長から感謝状が贈られました。

生徒たちが制作した動画は、実際にヘルメットがある時とない時に自転車で転倒した様子を再現していて、自転車に乗るときのヘルメット着用の重要性を訴えています。

動画は北海道警察公式YouTubeで4月1日から配信しているほか、札幌市内中心部の街頭ビジョンでも放映されています。

道警では「過去5年間に自転車乗車中の事故により亡くなった人の半数が頭部に致命傷を負っています。自転車とヘルメットはワンセットです。大切な命を守るため自転車に乗る時にはヘルメットをかぶりましょう」と呼びかけています。