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受刑者の社会復帰を支援 精神疾患の治療も 高い再犯率 札幌刑務所と医療機関が協定

精神障害がある受刑者に対して、出所後の地域社会での生活を見据え、受刑者を支援することを目指し、札幌刑務所と医療機関などが協定を結びました。

協定を結んだのは、札幌市東区にある札幌刑務所と北海道大学病院などです。

近年、精神障害があると診断された受刑者はおよそ2400人いて、うち入所回数が2回以上の受刑者は70%近くにのぼり、再び入所する受刑者の割合が高くなっています。

札幌刑務所などでは、受刑者が出所したあと、地域社会での生活を見据えて精神疾患の治療を行いつつ、医療機関などと連携して受刑者に寄り添いながら社会復帰の支援を実施していくということです。

04/23(火) 11:24

北海道