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KKR元事務部長、アイン元社長ら3人に執行猶予付き有罪判決 KKR入札妨害事件 札幌地裁

薬局の整備事業をめぐり、特定の業者に便宜を図った入札妨害事件で、札幌地裁は、KKR札幌医療センターの元事務部長と業者側の元社長ら合わせて3人に、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

公契約関係競売入札妨害の罪に問われていたのは、KKR札幌医療センター元事務部長の藤井浩之被告と、調剤薬局を経営するアインファーマシーズの元社長・酒井雅人被告、元取締役の新山典義被告の3人です。

3人は共謀し、2020年11月から12月に、KKR側が敷地内に調剤薬局を開設するための入札で、ほかの会社の企画提案書の内容をアイン社側に漏らし、アイン社側が一度提出していた企画提案書を締め切り期限後に差し替えていました。

18日の判決で札幌地裁は「企画競争の公正を害することの悪質性は高い」などとしたうえで「反省の態度を示している」とし、藤井被告に懲役1年・執行猶予3年、酒井被告と新山被告に懲役6か月・執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。

04/18(木) 17:48

北海道